7月11日(土)
毎年、恒例の『かつのり介護フォーラム(青木区長を囲む会)』が開催され、
葛飾区の代表事業者の一人として神長社長が出席しました。
出席者は、約30名。
青木区長からは、最近の葛飾区全体の活動報告が行われました。
また、出席した事業者から青木区長に対して様々が要望や質問が
出されました。
神長社長から以下3点の要望と質問が行われました。
1.28年度小規模通所介護事業など区に移管される事業報酬に関して。
27年4月の介護報酬改定で事業所の報酬は下げられ、処遇改善手当が
増額になった。職員の処遇が改善されることは多いに歓迎するが
事業所収入が減少し、事業所の体力が奪われると研修などを実施する
余力がなくなり、結果としてサービスの質の低下に繋がる。
質の向上を目指すためにも区に移管されるサービスの報酬体系を
是非、ご配慮頂きたい。
2.要支援のご利用者向けのサービスに関して。
来年度から要支援事業が区に移管されるが、国はボランティアや
一般の民間企業の活用を薦めようとしている。
葛飾区の予定を聞かせてほしい。
⇒(区長から回答)葛飾区は、要支援事業に関しては、介護事業者に
任せる予定だ。これまでと変更がないと考えてもらってよい。
3.四つ木地区の再活性化について
シルバーフィットネスは、4月に四つ木で事業を開始したが、地元から
活性化につながると大変歓迎された。
しかしながら、四つ木の実態を見ると、シャッターを閉める店が多く
あるいは空き家となった家が目につき、寂れているとしか思えない。
その原因は、大型店の出店にもあるが、もう一つの大きな理由として
いつ拡張されるか分からない道路用敷地に貼られた鉄パイプにあると
思われる。この鉄パイプは、この町に死ねと言っているに等しい。
四つ木の再活性化を促進するためにも鉄パイプの撤去を含めて是非、
ご考慮頂きたい。
⇒(区長から回答)四つ木地区に関しては、店舗数が激減していることは
認識している。区役所内でも議論し町内会とも話し合っている。
区長個人としては、占有敷地の有効活用についてアイディアを出して
いるが、既得権が発生するなどの問題があり、区としての意見がま
とまっていない。区役所内で再度、検討する。
本会の要望は、毎年、実現に向け青木区長が前向きに取り組まれています。
今回の要望が秋の来年度予算編成に反映されることを期待します。